台湾は22億2000万円もの大金を寄付してくださいました

なぜかマスコミが報道しませんが、平成23年（2011年）の東日本大震災の津波で74人が犠牲になった南三陸町の病院は、建設費約56億円のうち約4割に当たる22億2000万円を台湾が寄付して下さり再建築されました。日本人として、このご恩と台湾との絆は絶対に忘れません。

震災当時は「志津川病院」という南三陸町で唯一の総合病院でしたが、5階建ての病院の4階まで水に浸かり、患者と医療スタッフがあわせて74人が犠牲になりました。
震災後は病院を解体し、2015年11月に新しい病院として南三陸病院・総合ケアセンター南三陸が建てられました。
その際の建設費用56億円のうち、22億2000万円を台湾赤十字が支出しました。

台湾赤十字の王清峰（ワンチンフォン）会長は新病院の落成式で「日台の友好関係が末永く続くことの象徴」と語りました。同病院の敷地内には「台湾の皆さんありがとう」という言葉と中華民国の国旗、南三陸町の町旗、「絆」という文字が刻まれた記念碑が設置されました。

マスコミは報道しませんが、日本人は忘れてはならない事だと思います。

関連リンク

津波に浸かった南三陸町の公立病院、台湾の義援金22億円で復活

台湾からの義援金基に再建の南三陸病院　台北市長「台湾人の愛詰まっている」