9月9日の我那覇・大澤対談まとめの第三弾「保守SNS仕様徹底解剖編」です。
長文なので、時間の無い人は【結 論】という段落だけご覧ください。
目次
保守SNSは言論弾圧するのか
■保守SNSの国籍認証等の特徴・内容はどういったものか?
- 保守SNSは、「事実」だったら弾圧しないが、デマや誹謗中傷は削除対象。
- 発言者の属性をまず明らかにするという仕組みが「国籍認証」である。
- Twitterには多数の五毛党が紛れ込んでおり、日本人へのなりすましも多い。
- Twitterでは、日本人名で100個くらいアカウント作成し、数の暴力で発言力を増す事もできる。
- 実際にヘイトスピーチを垂れ流しているネトウヨと比べると、私の中国人不採用発言もヘイトスピーチだったかどうかすら怪しい。
- それらを踏まえ、国籍認証は、発言者が日本国籍である事を明らかにし、サブアカを作れないようにする。
- 1人1つのアカウントで、国旗が横に出てくるという仕組みが国籍認証である。
Daisyは身分証チェックしない
■国籍認証は、どのようにしてその人の国籍をチェックするのか?
- 基本的には身分証を出してもらってチェックする流れになる。
- Daisyは身分証チェックをしない。
- Daisyが認定した認証会社を複数用意し、その会社が身分証チェックし、その結果をDaisyが取得する。
- この仕組みだとユーザーに選択肢が生まれるため、安心できる会社に個人情報を提出する事ができる。Daisyに提出する必要は無い。
- 一般ユーザーは認証会社も自由に選べる為、それぞれの会社が信用を高め選択してもらうために競争させる。
- Daisyは「小さな政府」を掲げていて、小さな事だけをやりつつ色んな人に細かい部分を任せる方針。
保守SNSの垢BANについて
■これまで使っていたSNSと保守SNSの違いは?
- Twitterとの違いは「事実を重要視している」ところ。
- Twitterの場合トランプを言論弾圧したが、あれの原因は、Twitterの株主が中国共産党だから。
- 中国共産党がジャック・ドーシーに「垢BANしろ」と指示しトランプは垢BANされた。
- 保守SNSでは、「モデレーター」という人間が、その情報が正しいかどうかを裁判のように判断し垢BANするかを決める。
- 悪質なユーザーであれば垢BANするが、少なくともトランプは垢BANしません。
- 保守SNSでは「事実」しか認めない。「自由」は二の次とする。
- 「事実」は弾圧しないが、デマと誹謗中傷は許さないという立場を取る。
- トランプは基本的に正しい事を言っているので、(保守SNSでは)言論弾圧されないでしょう。
- タリバンはすぐ垢BANします。
- タリバンがトランプみたいに中国の悪口を言うんだったら、ちょっと考える余地はある。
- タリバンが言ってる事は間違ってると思う。
- 保守SNSでは、間違ってるかどうかはモデレーターが判断して、複数の会議にかけた上で、最終的に垢BANするか判断する。
- 保守SNSでは、Peer Predictionという特許技術を使って事実認定を行う。
- 中国の文化大革命では、知識人を「正しい事を言ってる」「共産党を批判してムカつく」という理由で殺したが、Twitterがやってる事はこれに近い。
- Twitterの垢BANの基準はムカつくかムカつかないかが基準。
- 保守SNSでは、垢BANする事には変わりないが、事実か事実じゃないかで判断する。
Daisyの買収対策について
■巨大資本にDaisyが買収されたらどうするか?
- Daisyは通常の営利企業なので株主を拒む事は無い。
- 保守SNSをDaisy社以外が運営する事も許容する。
- サーバーをDaisy以外の場所に置く事もできる。
- 保守SNSのオープンソースのソースコードを使って、自身でサーバーを立ち上げれば良い。
- 事実認定AIは勝手に動いてくれる。
- 仮にDaisy社が中国に買われたとしても、サーバーを立ち上げた人が保守として立ち上がれば良い。
- 多くの人に情報拡散するには、それぞれのサーバー毎にアカウント作成すれば良い。
- その際は、多くのアカウントを作成する必要がある。
- 国籍認証はDaisy社のみが実施し、国籍の証明書はDaisy社しか発行できない。
- 発行した証明書を持って他のサーバーに行き、各管理者がこれを確認し、なりすましを防ぐ。
- 保守SNSは22カ国語に対応してるので、米国人だけ、中国人だけのサーバーを作っても良い。
- 保守SNSでは、Twitterとは違い、掲示板のようなものがいくつもあり、サーバーも自分で探し、認証会社も自分で探す事になる。
サーバー設置場所について
■どこの国にサーバーがあるのか?
- Daisy社のサーバーは日本に置いてあるが、各サイトのサーバー設置場所については運営会社による。
- 運営会社の自由なので、アメリカや中国にサーバーを設置しても良い。
- どこを利用するかはユーザーに委ねられる。例えば、韓国にサーバー設置している運営会社を選ばない権利はユーザーにある。
Daisy社内サーバーについて
■Amazonのようなクラウド側が嫌がらせをしてきたらどうするか?
- Daisy社は国内のクラウド会社を利用している。
- Daisy社のオフィス内にもサーバーを10台ほど置いて分散処理している。
- Daisy社が爆撃等されない限り大丈夫。
国籍認証は任意?
リリースは2021年9月中
保守SNS 仕様まとめ
- デマや誹謗中傷は削除・垢BAN対象。
- モデレーターという人間がデマかどうか判断し、複数の会議にかけた上で垢BANするか決める。(モデレーターがDaisy所属なのかは言及なし)
- 垢BANする基準は、事実か事実じゃないかで判断する。
- 国籍認証は1人1つのアカウントで、名前の横に国旗が出てくる仕組み。
- なりすまし等を防ぐため、サブアカウントは一切作れない。
- Daisyではなく、Daisyの認定した認証会社が身分証チェックする(何社の認証会社が用意されているかは言及なし)。
- Daisyは認証会社から送られた結果を認証するだけ。
- ユーザーは複数の認証会社から選択でき、認証会社には信用を高めるために競争をさせる。
- 保守SNSはオープンソースであり、自身でサーバーを自由に選んで運営する事ができる。
- これによってDaisyが買収されても保守SNSはなくならない。
- 各サーバー毎にアカウントを作成する必要がある。
- 運営は自由だが、国籍認証が出来るのはDaisy社だけ。国籍の証明書はDaisy社しか発行できない(Daisyが買収された際の国籍認証については言及なし)。
- 各サーバーの管理者は、上述の証明書を確認する事で、なりすましや国籍偽装を防ぐ。
- ユーザーはサーバーを自分で選択し、国籍の認証会社も自分で選択する。
- サーバーの設置は運営会社の自由なので、アメリカや中国や韓国にサーバーを設置しても良い。
- 保守SNSは22ヶ国語に対応している。
- 国籍認証は任意。(※後述するが、対談の3日後に国籍認証は必須となっている)
- リリースは2021年9月中。
発覚した嘘① - 国籍認証は任意ではなく義務
我那覇真子氏との対談の3日後、slack内部にて幹部から上のような発表がありました。
国籍認証をした上で日本国籍の者のみが保守を利用できるという内容です。さらに下のようなツイートも見つけました。
これによると、保守SNSを利用する為には、任意とされていた国籍認証を実施しなければいけないという情報は正しかったと言えます。
大澤氏本人が「本物です」と返信してますので本物なのでしょう。これで発覚した大澤氏の嘘は以下の通りです。
- 国籍認証は義務。
- 外国人は利用できない。
- 認証機関なんて存在せずDaisyが身分証チェックを実施する。
- 国籍認証フォームに使用しているサービスがGoogleである。
大澤氏に言わせれば、GAFAの大株主は中国共産党なのでは無かったのでしょうか。
戸籍抄本などの重要な個人情報を提出して本当に大丈夫ですか?
発覚した嘘② - 言論弾圧のあるSNS
トランプ氏がTwitter凍結された時、保守の多くの人が言論弾圧の無いSNSを願っていました。
その願いを叶えるかのように大澤氏の保守SNSクラウドファンディングが始まりました。
当時の大澤氏は「運営や管理者すら削除する権限を持たない自由な言論空間」を宣伝文句として、開発費を募りました。

管理者すら削除権限を持たない事を幾度となく宣伝している。
しかし、実際には垢BANや投稿削除などがあるという事でした。
モデレータと呼ばれる人間が判定するらしいのですが、その際のルールが不透明です。
大澤氏は「事実であれば問題ない」としてますが人によって事実認識の相違はよくあります。
事実だと信じて投稿しても強制的に削除・垢BANされては、それは言論弾圧と言わずして何と言うのでしょうか。
発覚した嘘③ - 事実認定AIの特許について
大澤氏によると、垢BANする際の事実かどうかの判定を、モデレーターという人間が実施するらしいです。その際に「Peer Predictionという特許技術を使う」という発言がありましたが、Peer Predictionとはどのような技術なのでしょうか。
実はPeer Predictionについては、大澤氏が以前に論文を発表しています。しかし、Peer Predictionの論文は査読を通らずに掲載拒否されました。査読者のコメントを引用します。
Similar to point 3, I don’t see why we should expect Theorem 4.1 to hold in general. Even if an agent maximizes its imaginary reward by truthfully reporting, it may be worthwhile to lie and accept a lower imaginary reward in exchange for a larger actual reward.
I don’t see anything ruling this out. This result makes sense in the cooperative setting, but there I don’t see why and agent would have an incentive to lie in the first place so this whole piece seems redundant.
日本語で説明しますとこうなります↓
「エージェントが正直に報告し仮想の報酬を最大化するより、裏でより大きな報酬と引き換えに嘘を報告した方が得かもしれない。しかし、これを排除する仕組が何も見当たらない。」
そして、大澤氏はこれらの査読者のコメントに答えなかったため、以下のようにコメントされています。
Generally, the paper cannot be published in its current state, and unfortunately the authors have not submitted an updated version or answers to the reviews. I therefore recommend rejection for this paper.
日本語で説明しますとこうなります↓
「この論文は公開できない。著者(大澤氏)は査読者へ回答していない。よって、この論文は却下する事をお勧めする。」
※私は学者の世界には非常に疎いのですが、これら論文の査読は通常はボランティアで行われるそうです。査読者の方々は自身の時間を削って論文を読んでくれるわけであり、その批判に耐えられない(答えられない)のであれば査読者に感謝し自ら取り下げるのが礼儀だそうです。
保守SNSの事実認定のための特許技術(特許取得してるかどうかも怪しい)ですが、論文についたコメントを見るにこの技術は、言論弾圧にいくらでも利用でき、実用化するにはまだまだ未熟な技術と言えそうです。
また、大澤氏の不誠実さを物語る査読者コメントが、別の論文で発見されました。
This paper violates the dual submission policy, with substantial overlap between this paper and one submitted to another conference in parallel.
日本語で説明しますとこうなります↓
「この論文は二重投稿禁止ルールに違反しており、別のジャーナルに提出された論文との間にはかなりの重複があります。」
学術界では「論文は同時に2つ以上のジャーナルに投稿してはならない」という原則があります。それらのルールを平気で破れるのが、大澤昇平という人物なのです。
※「発覚した嘘③」は、コメント欄への情報提供を元に2021/9/17に追記しました。
【結 論】(読むのがめんどくさい人はここを読んでね)
- 保守SNSは言論弾圧のあるSNS。
- 個人情報保護法がめんどくさいから、他社にやらせる(予定)。
- サーバー管理もめんどくさいから、他者にやらせる(予定)。
- 国籍認証は義務。かつ日本国籍で無ければ利用不可。
以上が、保守SNS仕様徹底解剖編となります。
ここまで読んで頂き、誠にありがとうございました。
全部読んだけど…
グダグダで整理つかないや
突っ込んだら…
本文より大作になりそうだからw
良くここまで短くできたね!
言いたい事もっといっぱいあったろうにw
いつもありがとう!ヾ(๑╹◡╹)ノ”
言いたい事め~~~~~っちゃいっぱいありましたw
ただ、見やすさを重視しようと思って、可能な限り削りました。
それでもこんなに長いのですから、読むのも大変だと思いますw
読んで頂いて、ありがとうございます。
こんばんは。
国籍認証は必須。
で、それを証明できる書類って、結構な個人情報ですよね…
パスポートなり、戸籍謄本なり…
その一番肝心な部分をよそに外注…ね。
信用できる会社って、そんなにあるのかな…?
そっちに外国の人が絶対に入り込まないという確証も無いわけだし…
で、サーバーの場所も投げっぱなし…
つまり、かなり重要な部分は全部投げっぱなし…と言うことですよね…
昔のエロ本自販機で、免許証を差し込んで年齢認証する
タイプがあったけど、そこに免許証を差し込むのと同じくらい、個人情報を投げ込んじゃいけない気がしますけどね…。
個人情報の外注は、単純に個人情報漏洩の可能性が2倍になるだけですしね。
頭が悪いとしか言えません。普通の会社はそんな事しませんよ。
お客さんの情報って、宝のようなものですしね。
サーバーについては、どう考えてもマストドンと同一だと思ってます。
多分、不特定多数にSNSを見られるとバレるので、国籍認証義務化で、SNS利用者を可能な限り少なくして、逃げ切るのだと思われます。
>昔のエロ本自販機で、免許証を差し込んで年齢認証する
え、そんなのあったんですか??
タスポみたいでなんか想像したらめっちゃ面白いですねww
もうどうしようも無いな
「保守SNSでは、Peer Predictionという特許技術を使って事実認定を行う。」
特許技術って Peer Prediction の論文は随分前に査読を通らずに掲載拒否されました。
https://openreview.net/forum?id=0LlujmaN0R_
に記録が残っていて、特に致命的なのは、この査読者のコメント
Similar to point 3, I don’t see why we should expect Theorem 4.1 to hold in general. Even if an agent maximizes its imaginary reward by truthfully reporting, it may be worthwhile to lie and accept a lower imaginary reward in exchange for a larger actual reward. I don’t see anything ruling this out. This result makes sense in the cooperative setting, but there I don’t see why and agent would have an incentive to lie in the first place so this whole piece seems redundant.
まさに「モデレータと呼ばれる人間が判定するらしいのですが、その際のルールが不透明です。」の指摘に通じる話で、少し説明すると
モデレータ(エージェント)が正直に報告することによって仮想の報酬(恐らくポイントのようなものだと思われる)を最大化するよりも、裏でより大きな実際の報酬(例えば、お金)と引き換えに、嘘を報告した方が得だと考えるかもしれない。しかし、これを排除するものは仕組が何も見当たらない。
と指摘されている。サーバーが自由に建てられて管理も任せる仕組で Peer Prediction に致命的欠陥があるため、同じ発言でもあるサーバーでは真実として削除されないものが、別のサーバーでは嘘として削除されるという状態もあり得るわけです。
そもそも、発言が事実か信頼性があるかは明確な根拠が示されているかであって、人によって決まるものでもないし、ましてや国籍や人種によって決まるものでもないはずです。保守 SNS の理念そのものが怪しいと言わざるを得ないです。
自分もアカデミアの人間で、一言追加致します。
このPeer Predictionに関する論文の査読(https://openreview.net/forum?id=0LlujmaN0R_)に関してエディタが
“unfortunately the authors have not submitted an updated version or answers to the reviews. I therefore recommend rejection for this paper.”
と締めくくっています。これはつまり、”レビューワーからの批判に答えずほっぽらかした”ということです。
これは大変不誠実な対応です。
通常、論文の査読はボランティアで行われます。レビューワーは自分の時間を削って論文を読んでくれるわけです。なので批判に耐えられないのであればレビューワーに感謝し自らwithdrawするのが礼儀です。
加えて、別の論文のrejectionも公開されています(https://openreview.net/forum?id=rkgcsyBKDH)が、こっちはもっとひどいです。
“This paper violates the dual submission policy, with substantial overlap between this paper and one submitted to another conference in parallel.”
つまり二重投稿です。アカデミアの世界では二重投稿は捏造・剽窃と並んで最もやっては行けない不正行為です。
私の全くちんぷんかんぷんな部分を丁寧に解説して頂き、誠にありがとうございます。
こちら、記事の本分中に後日追記させて頂こうと思っております。
本当にありがとうございます。
私の全くちんぷんかんぷんな部分を丁寧に解説して頂き、誠にありがとうございます。
こちら、記事の本分中に後日追記させて頂こうと思っております。
本当にありがとうございます。
「Peer Predictionという特許技術を使って事実認定を行う。」
まず、特許技術を使うというのであれば、特許査定を得て登録されていなければならず、かつその権利者である(または権利者から実施許諾を受ける)必要がある。
大澤氏が発明者に含まれる登録特許は、ざっと見たところIBM(Armonk, New York)が譲受人(assignee)となっている米国特許のみ。
IBMとの共有権利者ではないし、IBMが大澤氏・株式会社Daisyに実施許諾を与えているとも考えにくい(職務発明と考えられるため)。
他に、発明者が大澤氏で出願人が株式会社Daisyの日本出願が2件(特願2018-085824、特願2018-084383)があるが、いずれも2021/4/15に審査請求したばかりで審査結果(拒絶理由通知や許可査定等)が何も発行されていない。
「運営会社の自由なので、アメリカや中国にサーバーを設置しても良い。」
発明は属地主義なので、IBMの米国特許を(実施許諾を受けて)使うなら、米国にサーバを設置しないと特許技術は保護されない。
または、上記の株式会社Daisyが出願人/権利者の2出願が無事登録されたとすると、日本特許のため日本に設置したサーバであれば保護されるが、その他の国で登録特許を保有していないなら保護されない。
大澤氏のいう「Peer Predictionという特許技術を使って事実認定を行う」という仕様を「事実」(登録特許番号の提示等。主要国の特許庁ではDBが整備されているので権利者は登録番号で確認可能。)に基づいて説明する必要があるのではないか。
私の全くちんぷんかんぷんな部分を丁寧に解説して頂き、誠にありがとうございます。
こちら、記事の本分中に後日追記させて頂こうと思っております。
本当にありがとうございます。
自分もアカデミア関係10年以上になるけど、これが説明として1番正しい気がする。
保守SNSのサービス提供に際し、特許技術を使用している旨をどのように表示するかによりますが、主に不当景品類及び不当表示防止法と特許法で罰則(刑事罰)が科される可能性が気になりました。
前者では5条1項1号の「優良誤認」に該当する場合、7条に規定の必要な措置命令が出され、それに違反すれば2年以下の懲役、300万円以下の罰金、またはその両方(併科)の可能性があります(景表法36条)。
後者では188条(虚偽表示)に違反した場合、3年以下の懲役又は300万円以下の罰金に処される可能性があります(特許法198条)。
実は、上記はそれほど大きい問題ではなく(刑事罰なので重いことは重いのですが)、特許技術を使う場合の一番の問題は民事上の責任、端的に言えば他社特許権の侵害の有無です。
Peer Predictionに関する特許技術を使用するとのことですが、基本概念は2005年頃(Miller et. al)に提唱されていて、それほど新しい技術ではありません。
この技術(好ましい判断に寄与したエージェントに厚く報いる(報酬を与える)ことで、正しいであろう出力を得る確率的な状態遷移過程を軌道修正する技術。強化学習あたりを参照してください)はプリミティブなものは色々不具合があり、それを回避する改良手法もいくつかあります。
問題は、基本的なPeer Prediction技術とその改良技術について、大澤氏の保守SNSに実装する技術が左記の技術に関する特許を全て回避しているか(又は、どうしても使用しなければならない特許技術があるなら、その特許権利者から特許を譲渡してもらうか又は実施許諾を得ているか)です。
これは、権利クリアランスと呼ばれるもので、特許権や著作権など、他人の知的財産の無断使用をしていないことを担保する事業開始時における知的財産権リスクに対応する基本事項です。
仮に、自社で保守SNSに使用するPeer Predictionの特許を保有していたとしても、それが利用発明(例えば、左記の保有特許を包含する基本発明を他社が保有していた場合、すなわち上位概念の発明を他社が権利保有している場合)なら利用元の発明に関する特許権者に実施許諾を受ける必要があります(又は特許譲渡を受ける)。
この権利クリアランスはめちゃくちゃ面倒くさい上に費用も掛かります(侵害特許があるかどうかの調査、更にもし侵害特許があればその特許権者との譲渡又は実施許諾契約の交渉)。特許権に抵触しそうなら、それを回避する(=使わない)アルゴリズムを実装する、回避不可能なら特許権者から当該特許を買い取るか実施許諾契約を締結する必要があります。
特許許可通知・登録を何度か高らかにTwitterで報じている大澤氏ならこの辺りは当然知っているはずですしDaisy社には強力な法務チームがいるので、権利クリアランスは解決済と思いますが、念のため。
◆◇◆ 保守SNSは言論弾圧するのか
お金を払えばサブアカウントを作れるって話がありましたけどね(海外メディアで大澤さん自身が話してた)
https://japan-forward.com/bookmark-japan-based-messaging-platform-might-just-help-end-fake-news-online-mobs/
“Using its distributed networks and incentive mechanisms, Daisy ensures that each user has only one voice. Roughly speaking, users who want multiple accounts on Daisy will have to pay extra for them, and we then use that money to ensure that the platform keeps massed pressure from being used against individuals. This preserves online freedom and makes the internet a site of pure democracy, with each person getting, as it were, just one vote, one voice.”
「分散ネットワークとインセンティブメカニズムを使用して、デイジーは各ユーザーが1つの声だけを持つことを保証します。大まかに言えば、デイジーで複数のアカウントが必要なユーザーは、追加料金を支払う必要があります。その後、そのお金を使用して、プラットフォームが個人に対して大量の圧力がかけられないようにします。これにより、オンラインの自由が維持され、インターネットが純粋な民主主義のサイトになり、各人が、いわば一人一票、1つの声を得ることができます。」
◆◇◆ Daisyは身分証チェックしない
私が『他人の個人情報を公開するかどうかアンケートをとった大澤さんが退かないと怖くて使えない』とかツイートしてたから考えた手でしょうね
認証会社のお偉いさん方が『日本のマスコミ各社』のような状況になったらどうするのでしょうね
定期的に認証し直すとか返ってきそうではありますけど
◆◇◆ 保守SNSの垢BANについて
事実かどうかの判断は…ってことだけど(添付画像)保守SNS支持者の『大林檎さん』は、例のアンケートを「問題になるとは思わない」と言ってます(そして後日該当ツイート削除)
大澤さんの周囲にはそういう人が集まってそうなので、モデレーターの感覚が正しいのかどうか疑問です
(大澤さん自身が『正しくない』と考えることを『正しい』と判断する人を、大澤さんが『正常な判断を下せる人』と考えるとは思えない)
◆◇◆ Daisyの買収対策について
複数のサーバー…ってことだけど…
サーバーAの書き込みをサーバーBのアカウントから閲覧可能なのか?
そして書き込み可能なのか?
可能ならともかく、不可能なら『daisy社のサーバー』しか使用していない人にとって、daisy社が買収されて(大澤さんの指摘した)Twitter社のような状況になったら意味がないとは思わないのか
別のサーバーに移れば良い?
Twitterに見切りをつけてParlerに移った人はどれくらいいるのでしょうか……内容が違うサーバーに移るということはそういうことなのでは?
◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆
今まで指摘されたことを『これなら言い返せないだろ?』と考えて組み直した感じですね
恵夢さん、こんにちは!
>複数のアカウントが必要なユーザーは、追加料金を支払う必要があります。
海外メディアではそのような事を発信してたのですか、、、
とんでもない嘘つきですね。
身分証チェックしないっていうのも、恵夢さん発言がきっかけなんですね。
責任逃れみたいなシステムを考案して、さらに突っ込まれてしまうとか、ギャグみたいですねw
事実かどうかの判断も、結局は大澤とその信者達の主観でしかないので、言論弾圧し放題ですよね。
補足
(大澤さん自身が『正しくない』と考えることを『正しい』と判断する人を、大澤さんが『正常な判断を下せる人』と考えるとは思えない)
これは
大澤さんと判断基準の違う人を、モデレーターに採用するとは思えない
さすがに『正しいと思うこと』大澤さんと真逆な人は採用しないでしょ…と
恵夢さん、いつも戦ってくださってありがとうございます。
「被害者なら告訴すればいい」って軽々しくいう人、本当嫌いです。
何度も何度も警察に足を運んでも動いてくれないんですから、
「そこまで言うなら貴方が警察に対してちゃんと動くように言ってくれ」って思います。
そもそも、法治国家なんだから全て告訴するべきというのがおかしくて、それを言うなら、普段の口喧嘩などもしてはいけなくなり、喧嘩するくらいなら告訴しろという事になります。
そのやりとり、その人が【私のツイートを引用】してるツイート
最後の『判断ミスをして社会的な制裁を受けたら、大澤さんはその程度』というツイートを除いて
いいねしてる人を見てみると面白いですよ
私に『大澤さんからブロックされてるのか』を聞くだけ聞いて、その後返信しなくなった人が全ていいねしてますから
ほんとスジが通ってない
立川さんは『被害者なら起訴すれば良い』
いいねさんは『大澤さんは被害者』
大澤さんが被害者なら起訴すれば良かったのにアンケート実施したのは何故なのか?
…って問いに、いいねさんは答えず立川さんのツイートをいいねするだけ
そして最後の『判断ミスをして社会的な制裁を受けたら、大澤さんはその程度』というツイートにはいいねしない
あからさまですよね
あのツイートに返信してた方々…私のフォロワーさんと立川さん以外の人は全員【通知が届かない】軽いシャドウバン状態(?)でした
通知が届いてないのに返信してるのに『返信されて当たり前』とでも思ってるのでしょうかね…引用リツイートも見直さないと気づかなかったのに【私への問いかけ】だったし…
もしかしたら『気づかず返信しない』と考えて引用リツイートしたのかな…あのいいねさん
あと知ってるかもしれないけど、こういうことがあったのでネタにしました
私だけブロックしてもフォロワーさんから情報入ってくるから意味無いのにね(私が直接見るよりは発見が遅くなるのは確かだけど)
https://twitter.com/emuneko_gmail/status/1439406702504263683?s=20
↑添付画像のツイートURLです
(1)徹底的に敵を潰す
かつ
(2)無視を徹底する
とのことですが、徹底して無視(≒言及しない、反論・応答しない、関与しない、等)しておきながら、どのような方法で敵を潰すのでしょうか。
有形無形の圧力・攻撃・反応をしないと、すなわち何らかの方法で関与しないければ、敵を潰すことなんて到底できないように思うのですが。
大澤センセイは日本語が不自由なんですかね。
確かに1人では難しいでしょうね
https://twitter.com/emuneko_gmail/status/1439424678376841216?s=21
↑添付画像のツイートURLです
hacciさんをブロック(無視)していたのに…ってのを考えると、1人でも実行可能な人ではないかと思います (^_^;)
ブロックしていても関与していたので『無視しきれていなかった』のは間違いないですけどね
いやはやなんともw
結局我那覇さんに丸裸にされてる大澤親分www
以前から言われていた危惧はそのまま残ってましたね。ましてや外国人が独自サーバー運用も可能って、それ「純国産の保守SNS」の看板を自分で叩き壊してるようなものでは?
言論の監視も登録名が実名でないFaceBookか大昔のニフティ・サーブ(パソコン通信)の「実名登録制限をかけてるフォーラム」程度の話に思えてきますね。FBの変更の酷さはtwitterといい勝負ですし、パソ通もシスオペやモデレータの介入は時には騒動になったりもしましたが、当時は「公序良俗」を基準に「両論あることを常に意識して表現には留意すること」が頻繁にシスオペがメッセージ出してましたね。
外国人の場合は戸籍なんて無いんだし「パスポート」とかになるんでしょうし、世界中に偽造パスポート蔓延させてる国も結構ありますからwその認証会社自体の認証はどうするんでしょうか?クレカの信販会社や金融企業?どんどんヤバい方にしか話が出来上がっていかない気がします。
そんなこんなで実際のSNSが楽しみです。非登録(発信なし)でも閲覧可能ならぜひ覗いてみたいものです。ROM閲覧者には完全開放してくれないと1年持たずにサービス終了でしょうしねぇw
おっと読み込みも表現も足りてませんでした。
外国籍の人は使えないとのことですが、帰化人はOKですよね?K国やC国の帰化日本人は毎年数千人単位で量産されているのに、彼らに国に忠誠を誓わせることもない。彼らが海外サーバーを運用して日本のコミュニティに侵食してくるようなイメージを私は抱いているのですが、その対応はどうなるんでしょうか?帰化後数年間は参加不可とか条件つけるのかな?
事実認定をAIで行うのも疑問ですね。既に大資本を動かせるtwitterやFacebook・youtubeもAIによる判定を行っているのにその精度はかなり荒っぽいものです。
大澤氏のSNSが本当に適正な判断できるAIを搭載できるんでしょうか?これもモデレータと同じ懸念が持たれます。
名前の隣に国籍を示すバッヂが付く…ということですし、外国籍の人も使えないとバッヂの意味が無いと思いますよ
(大澤さん側の人も同じように言うと思います)
国籍認証はボランティアが行う…という話を聞いたことがあります(真偽不明)
AIの名前が『ボランティア』という可能性もありますし、そもそもデマの可能性もある話ですけどね
恵夢☆彡 さんありがとうございます。
その辺りが釈然としませんよね。実際のものを目にしないとどうなってるのかわからないし。
大澤氏の当初の構想からはどんどん変わっているということなのでしょうが、どんどん怪しさのほうが大きくなってるように思います。
あと半月以内にはスタートするのでしょうからそれを見てからの話でしょうね。
お疲れ様です✨
SNSについての主張が既に偏りまくってて草w
いや、めっちゃ言論統制するやんwww
Twitterとかよりひどいw
こりゃ無事にスタートしてもすぐに暗礁に乗り上げるでしょうね。
はい、偏りまくってますw
言論統制も酷いし、クラファン時に話してた内容と違いすぎてびっくりしましたw
>こりゃ無事にスタートしてもすぐに暗礁に乗り上げるでしょうね。
・・・スタート前から暗礁に乗り上げてるんですよね~・・・w
> 国籍の証明書はDaisy社しか発行できない。
> 仮にDaisy社が中国に買われたとしても、サーバーを立ち上げた人が保守として立ち上がれば良い。
……
daisy社が買収された後に、国籍の証明書を発行するのは何処?
買収されたdaisyが、デタラメな会社を新たに国籍認証可能な会社として承認して、その会社が偽りの国籍認証結果を買収されたdaisyに流す…そんなことは起こらないと言い切れるのか疑問
国籍認証をdaisy社が行うのであれば、新たに国籍認証可能な会社を承認する必要はナシ
daisy社は買収されちゃいけないですよ…