選択的夫婦別姓が話題です。
推進派は、現状の結婚制度は問題だらけだと主張しますが、果たして選択的夫婦別姓でそれらの問題が解決するのでしょうか。また、果たしてそれは本当に「問題」なのでしょうか。
実際の推進派の意見(選択的夫婦別姓のメリットや現行制度の問題点)を取り上げて、反論や諭す形式で分かりやすく説明したいと思います。
目次
結婚後の「苗字変更」の手続きがなくなる(?)
結婚して姓が変わると、戸籍だけでなく、保険証、パスポート、銀行口座、各種登録上の名前の変更手続きが必要になるんですよ。
体験したことのない男性は無関心だと思いますが、むちゃくちゃ大変です。
日常生活が忙しいのに、どれだけムダなことを強要するんでしょうか。
サイボウズの青野社長は、株式名義変更の手続きで80万以上かかったと言っていました。おかしいですよね。
確かにこれら手続きは、面倒かどうかと言うと面倒です。
選択的夫婦別姓で解決するとの事ですが、実は新たな問題が発生します。
「夫婦である事を証明する必要性」が出てくるという問題です。
医療機関での配偶者の手術同意書や、保険金受取、子供の幼稚園お迎え、お墓の管理、他にも至る所で夫婦である事を証明する書類を求められるでしょう。一生です。
最初に頑張って、苗字を変える手続きを済ませてしまった方が楽だと思いませんか?(免許証の変更なんて10分ほどで出来ますし旧姓併記も可能です)
さらに、夫婦別姓を選択した人達だけが夫婦証明書類を求められる事で「差別だ!」と言い出し、同姓夫婦まで平等に書類を用意しなくてはならなくなる可能性も多いに考えられます。
「選択的だから誰も困らない。」なんて都合の良い話はありえないのです。デメリットはゼロだなんてセリフは詐欺師の常套句だという事を肝に銘じましょう。
各種変更手続きの面倒さを訴えるのであれば、(これは著者の持論ですが)籍を入れた時点で役所にて旧姓証明カードを発行するシステムはどうでしょうか。それを持っていれば全ての公的書類が改姓手続きしていなくてもそのまま使えるというアイデアです。このように、夫婦別姓を推し進めるよりも、もっと別の方法を模索するべきです。
またサイボウズの青野慶久氏(本名は西端慶久(にしはた よしひさ))ですが、上場企業の大株主と一般人を比べるのはおかしいです。大株主でなく普通の株式会社の代表取締役でも、居住地を引っ越しただけでも登録免許税を支払う必要があり、これらを司法書士に依頼した場合10万円~20万円ほどかかります。そもそも一般人とは違うのです。80万かかったのがおかしいのではなくグチグチ文句言ってる青野氏(本名:西端)がおかしいのです。この人、夫婦同姓制度を批判するためだけに改姓したのでは無いかと邪推してしまいます。お金がもったいなければ会社経営を全て辞めてサラリーマンになるか、相手に改姓してもらえば良いのです。
—2021.3.9追記—
この論によくある反論をご紹介します。「同姓の今でも夫婦の証明は必要じゃないでしょうか」が多いです。
住民票を提出すると続柄が書いてるので自動的に証明してる事はありますが、直球で「ご夫婦である証明書類が必要です」と言われる事は普通はありません。(あったとしても例は少ないでしょう)
これは同姓の原則があるため、ガバ推定(なんとなく問題ないでしょみたいな推定)が成り立つからです。
現在でも事実婚だった場合は改めて確認されたりしますが、別姓夫婦が誕生した場合は、別姓夫婦も、事実婚夫婦なのかどうか等を判断する為に確認される事が考えられます。
—追記ここまで—
女性の地位が向上する(?)
「女性が姓を変えること」が当たり前になっている事が、女性の地位を低くしてます。最低でも男性の改姓割合を50%にする必要があるが、それは難しいので夫婦別姓も選べるようにすれば、とりあえず「夫が姓を変えてくれなかった」と嘆く女性はいなくなります。
根拠の無い推測はやめましょう。
選択的夫婦別姓が実現した所で「夫が姓を変えてくれなかった」と嘆く女性がいなくなる訳がありません。
相手から「俺(私)、結婚するなら同姓が良いんだけど…」と言われる可能性は考えないのでしょうか。
いくら貴方が別姓を選んでも相手が同姓を望んだ場合、同じ問題が発生してしまいます。
選択的とは、貴方だけでなく相手にも選択する権利があるのですよ?
結婚は2人でするもの。選択制が実現すれば確実に問題解決出来るというのは短絡的すぎます。
なぜ改姓割合を50%にしなければならないのか理解不能です。
ちなみに夫婦別姓を実現してる自由の国アメリカでは、別姓を選ぶ女性は僅か22%で、結婚後に妻の姓を名乗る男性は僅か3%未満しか存在しません。
日本も恐らく似たような結果になりますが、貴方達はそれを見て「まだ女性の地位が低い」と言い続けると思います。キリがありません。
まず「改姓が女性の地位を低くしている」という被害妄想から脱却しなければ永遠に終わらないでしょう。
ソース:https://phys.org/news/2018-05-marriage-game-kind-guy-wife.html、https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakamegumi/20151217-00052529/
「家の名」を継げる(?)
相手の名字になると「家の名(姓)」が消失する場合もあります。夫婦別姓が実現しないといけない切実な理由の一つです
愛着のある「家の名」が無くなるのは確かに大問題です。しかし、選択的夫婦別姓が実現すると、本当に「家の名」が守られるのでしょうか。
よく考えてください。選択的とは言え夫婦別姓が認められると「姓=家の名」という原則が無くなるのに、子が親の姓を継承しなくてはならないのは何故でしょうか。家の名を残したいと言いながら、”家の名”を家の名たらしめる夫婦同姓の原則を壊すのは本末転倒です。
さらに夫婦別姓が実現したとしても、肝心の結婚相手が「同姓じゃないと嫌だ」と言ったらどうするのでしょうか。
重ねてさらに、相手が夫婦別姓を認めてくれたとして、子供が貴方と同じ姓とは限りませんよね。口論の末に子供を貴方と同じ姓にしたとして、相手の姓のためだけにもう一人子供を作るのですか?そして、そのためだけに兄弟を別々の姓にするのですか?
何も解決してないどころか問題が増えているだけですし、なにより「姓=家の名」という原則が無くなっているのに家の名にこだわるなど笑止千万です。「家の名」を残すなら、改姓してくれる相手を探すしかないのです。
女性の自己喪失感がなくなる(?)
夫婦別姓が選択できるようになると、愛着を持った苗字を失うことで生じる「自己喪失感」を回避できます。
好きな相手の苗字になって喜ぶという人もいるでしょうが、逆に喪失感を持つ方も多いんです。
上でも書きましたが、もし選択的夫婦別姓が実現したとして、相手が「俺(私)、結婚するなら同姓が良いんだけど…」と言い出したらどうするのですか?解決しなくないですか?
推測ですが、この制度が実現したとして貴方のために別姓を認めてくれる相手と言うのは、現行制度でも貴方のために改姓してくれると思いますよ?
苗字を変えただけで自己喪失感に陥るのは「姓」を理解していない知識不足から来ているのだと思います。
姓とは今の日本においては「家の名」です。
例えば佐藤さんという人は佐藤家の一員だから佐藤なのであって、佐藤さんが田中さんと養子縁組をして田中家に迎え入れられた場合、田中さんになります。
苗字というのは最初から貴方の名前じゃないんです。
そこを勘違いしているから勝手に自己喪失感に陥るのだと思います。まずは勉強しましょう。
多様化社会に一歩前進する(?)
夫婦別姓を選択できる社会とは、多様性を認めている「成熟した社会」です。世界は多様性に向かっています。
多様性とはかくも便利な言葉ですが、多様性を認めてばかりいては秩序が無くなります。
「他国には一夫多妻の国があるのだから多様性を認めるべく選択的多夫多妻制にしろ」と言われたらどうでしょう。
以前「一夫多妻は非倫理的だ」と言われましたが、イスラム教の聖典コーランには「男性は4人の妻まで持ってよい」と考えられる記述があるそうです。これを非倫理的だと排除する事が多様性なのですか?
イスラム系の帰化日本人が増えれば選択的一夫多妻制はあながち「無い」とは言い切れないと思います。
だからこそ、「多様性を認めてこそ成熟した社会」という固定観念で政策を決める事はやめましょう。
それは、日本の原風景を破壊しかねない恐ろしい思想です。
婚姻率が上がる(?)
「夫婦別姓」が選択できないことが婚姻率を下げている可能性があります。夫婦別姓を選べるようにすれば婚姻率が100%上がります!
婚姻と同時に離婚も容易になる為、離婚率も上がる可能性があります。
結婚における規制を緩める選択的夫婦別姓は「規制緩和」の一種と言えます。規制緩和ですから婚姻率が上がるのは当り前ですが、同じように離婚に関するハードルが下がる事も考えるべきです。
出生率が上がる(?)
日本は婚外児童(事実婚カップルの子供)の数が他国に比べ圧倒的に少ないので、出生率を上げるためには「婚姻率」を上げることが欠かせません。でも、「結婚したいのに、法律が邪魔して結婚できない」という状況が現状としてあります。夫婦別姓を選択できるようにすれば確実に婚姻率は上がり、出生率も上がるということです。
違います。海外で婚外児が多く日本で婚外児が少ない理由は別にあります。日本での婚外児割合1.9%に対し、スウェーデンでは婚外児56%、フランス44.3%と非常に高いのは確かですが、原因は結婚に対する意識の多様化です。背景には、子供が婚外児かどうかに関わらず平等に受けられる公的支援があり、遺産相続などのメリットはあれど、それ以外に結婚のメリットが感じにくいのです。要するに「結婚なんてしなくてもいいや」と結婚に否定的な考えの若者が海外に増えてきているのです。
日本でも婚外児は平等です。児童手当も出ます(相続等を除くがそれは海外もほとんど同じ)。にも関わらず婚外児が少ないのには別の理由があると考えるのが普通です。よって、選択的夫婦別姓により婚姻率を無理やり引き上げたところで出生率は上がりません。出生率を上げる事が推進派の目的であれば、選択的夫婦別姓のような変化球ではなく子供関連の公的支援の拡充という直球勝負が良いのです。
ソース:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66067
結婚した事を見境なく発信せずによくなる(?)
改姓する事によって「結婚した」ということを意図せず発信していることになります。「結婚したこと」をおおっぴらにしたくない方もいるんです。
そこまで隠したいのに、それでも結婚した事にしたいのはどういう状況でしょうか。もはや配偶者控除などの税制優遇目的の「偽装結婚」や「結婚詐欺」くらいしか思いつきません。
事実婚じゃダメなのですか?税制の優遇が受けられない?…そ、そうですね…
上述で「出生率が上がる」という論調がありましたが、子供が産まれたらどうしても察知されると思うのですが、その辺はどうなのでしょうか。著者にはちょっと理解できない主張でした。
結婚制度の矛盾が緩和される(?)
国際結婚をしたカップルだと、日本でも夫婦別姓が正式に認められるのは明らかな矛盾ですよね。
「正式に」ではありません「例外的に」認められているのです。国際結婚なのですから、196カ国全ての国々に適した婚姻制度など不可能です。日本は日本の婚姻制度を大切にすれば良く、国際結婚をする一部のカップルのためだけに法律全てを見直すなどというのは馬鹿げているし論点のすり替えです。
社会的信用を継続できる(?)
著書のある方や社会的地位のある方や個人のネームバリューで活動されている方も仕方なく改姓するのですが、突然苗字が変わるのはデメリットです。
改姓されても旧姓のまま仕事を続ける人は多数存在します(通称使用)。例を挙げるなら、青野慶久氏の本名は「西端慶久」、高市早苗氏の本名は「山本早苗」、蓮舫氏の本名は「村田蓮舫」→「齊藤蓮舫」、不破哲三氏の本名は「上田建二郎」、丸川珠代氏の本名は「大塚珠代」です。また、著書についてはほとんどの著作者がペンネームを使用しています。本名で出版している人が改姓したとしても旧姓のまま本を書けば良いのです。どこがデメリットなのでしょうか。
もし通称使用が禁止という会社や組織が存在するなら、叩くべきはその会社や組織であって、夫婦同姓制度ではありません。
「離婚すべき夫婦」が別れやすくなる(?)
妻がDV被害を受けている夫婦など、世の中には離婚すべき夫婦が存在し、選択的夫婦別姓が実現する事で離婚がしやすくなり、解決します。
DV被害があるのに離婚をしない夫婦の場合、本当に離婚の障害になっているのは「姓」でしょうか。違います。DV被害を受けている妻がなかなか離婚に踏み切らない一番の理由は「彼の問題を私が解決しなきゃ」という思い込みによるものです。他には、精神的に支配されていたり、精神的に依存していたり、多岐に渡りますが、「姓」が問題で別れられないなど聞いた事がありません。
また、離婚した場合の社会の影響や子供への影響を考慮し、元夫(元妻)の姓のままで居る事も可能です(新たな戸籍を編製する事になります)。要するに離婚時に無理に再度改姓する必要は無いため、「姓」が離婚の障害になっているという事はまずありえないと言えます。
いかがでしたでしょうか。選択的夫婦別姓推進派の主張するメリットが、いかに矛盾だらけなのか分かって頂けたと思います。
もしよろしければ、こちら「選択的夫婦別姓にはデメリットが無いというのは嘘。問題を先送りするだけの悪法。隠されたデメリットまとめ」もあわせてお読みください。
選択的夫婦別姓推進派と議論をする際には、ぜひとも当ブログの文章をコピペして効率的に論戦してください。願わくば、URLを張り付けて拡散して頂ければ嬉しいです。国会議員の方々の目にも留まり、国会でのレスバで勝てるようになればさらに嬉しい限りです。
別姓を選択すると「夫婦である事を証明する必要性」が出てくる。
至る所で夫婦である事を証明する書類を求められるとのことですが
わざわざ書類を用意してまで「夫婦であることを証明する必要」が求められる状況では
同性というだけでは夫婦であることを証明できないことから、別姓を選択しても同性を
選択してもその書類を用意する手間は変わらないと思います。
それは今まで日本が「家族は基本的に同姓」という原則があったからであって、その原則が壊れたらわざわざ書類を用意する状況が増えるか減るかなんて、増えるに決まってるでしょ。別姓賛成派は「デメリットが無い」なんて嘘つかないでくださいね。
具体的にどういう書類が増えるの?同姓ならなんで書類を提出しなくてもいいの?
同姓なら、例えば手術の同意書とかの時にわざわざ証明書類出してとか言われた事無いんですよ。別姓ならまず聞かれた上で、「内縁」との違いを証明するために何らかの書類を提出する必要があるでしょうね。ちなみに手術の同意書で内縁だった場合は名前の横にカッコで内縁と書かれるようです。
選択的なんだから別姓にしたくない人はやんなきゃいいのに
「選択的だから迷惑をかけない」ような嘘はやめてください
↑ホントこれ。
選択的だから迷惑をかけない←は、うそ。選択肢が増える=今まで通り・選択しない側、にも必ず、選択しない選択が増えて、迷惑がかかります。選択を迫られるんだから。
何かの契約で、レ点チェックなり同意チェックなり、しないと契約できないものだらけの世の中で、今まで通りの人にも新たな選択肢を増やすのだから、選択的に別姓を選べるんじゃなくて、結論 制度を一新するってだけの重大な話なんよな。
返信ありがとうございます。
まず誤解を解いておきたいです。
「書類を用意する状況が増えるか減るか」については言及していません。
別姓夫婦が存在することになっても「デメリットが無い」と証明したいわけでもありません。
本題です。
現在の「家族は基本的に同姓」という原則があり、そのうえで同性というだけで夫婦だと
いう判断を認めているような相手に対しては別姓の夫婦が存在するようになったとしても
書類を用意してまで夫婦であることを証明することは求められないと思います。
そもそも相手が厳密な証拠を求めていないのだから、書類を用意する所まではいかなくとも
夫婦そろっての自己申告程度で済む、書類を用意する機会が増えたとしても微々たるものく
らいかと思っています。
これがデメリットなのかそうでないのかと問われればデメリットだと思います。
文中で根拠の無い推測はやめましょうとあるのに、増えるに決まってるでしょっていうのは根拠の無い推測ではないのですか?
選択式なので自由で良いと思います。
根拠の無い推測と根拠のある推測の違いが分からないのですね。可哀想。
長いので番号で分けます。
1 苗字が同じであるだけで夫婦である証明ってできなく無いですか?
2 また、婚姻率の話についてなのですが、現状、夫婦同姓が理由で離婚していない人は、同姓に価値を見出しているわけだから、離婚しないでしょう。夫婦別姓制度導入前後で差分があるのは現状結婚している人であり、彼らが夫婦別姓により離婚する理由は薄く、著者様自身も結婚しやすくなることは認めたいるわけだから婚姻率の上昇は発生するのではないでしょうか。
3 多様性の話について、これは普通にイデオロギー的なものだから、とは思うのですが、日本の原風景とは何を指すのでしょうか。また、イスラムの話のように、社会的ニーズに合わせた対応ということの一環として多様化があるだけなので、秩序が乱れる云々は当たっていないかと。
4 女性の地位向上に関して。アイデンティティの選択による地位向上そのものは否定されていませんよね。単純に全てが解決するとは限らない、と言っているだけで、効果は認められています。また、地位向上とは話が変わりますが、日本の別姓率は多分一割を全然切ると思いますが、アメリカでは二割以上なわけで、ニーズや変化の余地は十分にあると考えられます。
5 出生率に関しては、そもそも婚姻率の話が否定されなければ効果はある程度あるでしょうし、直球勝負をする必要性も、変化球を使わない意味もわかりません。コストがほぼかからずに上がる可能性があるのなら優れた政策と言えるのでは無いでしょうか。
こうした疑問はありますが、論点ごとの説明がなされていて、素晴らしいと感じました。長文、失礼します。
1・ガバ推定って言われてますけど同じ姓だった場合「おそらく夫婦だろう」という事でわざわざ住民票とかの続柄の載ってる書類なんて請求されません。
2・これについてはあくまで可能性なので、「離婚率も上がる可能性があります」と言うに留めてます。
3・日本の原風景とは人それぞれ違うと思いますが、昼過ぎにイスラム教徒があちこちで礼拝(サラート)するようなものでは無いと思います。イスラムの話についてはイスラム教徒が日本人より増えたら、そうなるでしょうね。その時に日本人目線で考えるかイスラム教徒目線で考えるかの違いだと思います。イスラム教徒は「どんどん良くなってきた」と判断するでしょうが、私(日本人)だったら秩序が乱れていると思っちゃいますよ。貴方はどうか知りませんが。「私は違います」と言われたら議論が終わりませんので、反論は不要です。
4・これについてはですね。「女性の改姓割合が多い事=女性の地位が低い」と思う事そのものが、そもそも私は「被害妄想」だと思ってるわけです。別に私は夫が改姓しましたが夫の地位が低いと思った事ありません。これも主観の話になるので水掛け論になると思うので反論は不要です。
5・いやいや婚姻率の話は2で言ったように完全否定してませんよ私。「選択的夫婦別姓により婚姻率を無理やり引き上げたところで出生率は上がりません。」と書いてますが、婚姻率が上がっても出生率は上がらないと言ってるんですよ。あとコストがほぼかからないだなんて嘘はやめてください。役所の手続きが頻雑化したり、戸籍の管理が変わったり、場合によっては相談窓口を役所に設置する場合もあります。会社の年末調整にも変化が出るでしょうし、年金機構の年金や社会保険の管理も大きく変わる可能性があります。
ですが、まあ、一番良い質問でした。しっかり読んでくださったのが分かりました。ありがとうございました。
Twitterで拝見し、矛盾をついてみましたとあったので拝見しました。気になったところに言及します。
>「夫婦である事を証明する必要性」が出てくるという問題です。
今現在、夫婦であることを証明することが大変なのは事実婚夫婦(この場合、改姓を避けるために事実婚を余儀なくされている夫婦を指す)だと思います。夫婦の証明の手間がデメリットとお考えなら、別姓での法律婚も認めてあげてはいかがでしょうか。
「同姓夫婦に迷惑がかかる」とのことでしたら、そういう面は確かにあるかもしれないですね。
マイナンバーカードで戸籍情報が読みとれるようになれば、多くの人にとって便利かもしれないと思いました。
>いくら貴方が別姓を選んでも相手が同姓を望んだ場合、同じ問題が発生してしまいます。
選択的とは、貴方だけでなく相手にも選択する権利があるのですよ?
「別姓を望んでいる」のではなく、「今の姓を使い続けたい」です。夫も妻も、選択できる権利があるのは、自分の名字をそのまま使うか、相手の名字にするかのみでは? その結果、同姓になったり別姓になったりするだけです。順番が逆だと思います。
ただ、「男性の改姓割合を50%に」という意見は私も反対です。希望した人のみ改姓する制度であるべきです。
>選択的夫婦別姓が実現すると、本当に「家の名」が守られるのでしょうか。
選択的夫婦別姓賛成派が「家の名」という表現を使ったのだとしたら確かに矛盾を感じますが、夫婦同姓しか選べないと「日本の名字の種類が減る」ことは事実ではないでしょうか。もちろん別姓を選べても基本的に減りますが、同姓オンリーよりはマシかと。
>相手が「俺(私)、結婚するなら同姓が良いんだけど…」と言い出したらどうするのですか?
自分の名字のままでいたいという意思を説明しても相手が改姓を求めてくるのなら、その人とは結婚しない方が互いのためでしょう。そもそも「夫婦同姓」にしたいのでしたら、同姓にしたい方が改姓すれば解決するのでは?
>現行制度でも貴方のために改姓してくれると思いますよ?
相手にも仕事など色々な事情があると思います。
そもそも相手側の改姓で済んだ夫婦は法律婚しているので、改姓を避けるために事実婚をしている夫婦が存在する以上、この推測は当たっていないと思います。
>姓とは今の日本においては「家の名」です。
それは旧民法の話では?
>苗字というのは最初から貴方の名前じゃないんです。
そこを勘違いしているから勝手に自己喪失感に陥るのだと思います。まずは勉強しましょう。
日本人は呼び名として、名前ではなく名字を使うことが多いです。仮に名字が自分の名前で無いとしても、あまりにも実態に合っていない言葉だと思います。
>もし通称使用が禁止という会社や組織が存在するなら、叩くべきはその会社や組織であって、夫婦同姓制度ではありません。
資格の都合で戸籍姓でないと厳しい職種もあります。一つ一つの会社や組織を変えることより、選択的夫婦別姓を法律で認めた方が話が早いかと。
気になったのは以上です。
私自身、選択的夫婦別姓賛成派の意見に全て同意する訳ではないので、「これはそうだよね」と思うご意見もありましたが、色々気になったので書かせて頂きました。長文コメント失礼いたしました。
多いので、勝手に上から順番に番号振って返信させて頂きますね。
1・>別姓での法律婚も認めてあげてはいかがでしょうか。
私の個人的な意見をお求めでしょうか。私の個人的な意見としては「嫌」です。そもそも結婚に何を求めてるのか不明です。税制優遇を求めているのなら、事実婚でも税制を優遇してもらえるように訴えれば良いと思いますし、姓が変わるのが嫌というだけならば事実婚でも良いと思っています。
2・>「今の姓を使い続けたい」です。
相手が「今の姓を使い続けたいけど、結婚するんだったら同姓が良い」という人だったら無駄でしょう。という話です。卵が先か鶏が先かという話になると水掛け論になるので返信不要です。
3・>「日本の名字の種類が減る」ことは事実ではないでしょうか。もちろん別姓を選べても基本的に減りますが…
これは私も懸念してます。別姓を選択できても基本的に減るのも同感です。なので別姓では無く、別の何かが必要だとは思いますが、自由に姓を決められるようになってもキラキラ苗字とか多数出現しそうなので困りものですよね。
4・>その人とは結婚しない方が互いのためでしょう。
それ、別姓反対派がずっと言ってる事ですね。お互い譲れないのであれば結婚しないほうが良いし、最悪事実婚で良いのです。
5・>それは旧民法の話では?
今の日本でも日常的に家の名として使ってるでしょう。
6・>日本人は呼び名として、名前ではなく名字を使うことが多いです。
では通常の呼び名をずっとあだ名で呼ばれてた人は、あだ名を法的に認めろーとか言うのですか?お気持ち論は結構です。
7・>一つ一つの会社や組織を変えることより、選択的夫婦別姓を法律で認めた方が話が早いかと
いやいや、法律を変えるより会社や組織に是正させるほうがよっぽど早いでしょ。お互いに水掛け論になるので返信不要ですよ。
しかし、じっくり読んで頂けたのは本当に嬉しいです。ありがとうございました。
丁寧なご返信ありがとうございます。
返信不要との記載もございましたが、二点だけ確認させていただきたいです。
2.に関して、
>相手が「今の姓を使い続けたいけど、結婚するんだったら同姓が良い」という人だったら無駄
というご意見は理解できます。
ただ、私が非常に気になるのはyuiさんの記事中の「選択的とは、貴方だけでなく相手にも選択する権利があるのですよ?」という文でして。
夫も妻も、「自身が改姓する権利」「自身の姓を使い続ける権利」「夫婦同姓(or別姓)を希望する権利」はあると思います。
しかし、「自身の姓を使い続けたい相手を改姓させて夫婦同姓にする権利」までは無いと思うんです。
これは単に「選択する権利」という言葉の解釈の問題で、「相手にも希望する権利がある」くらいの意味ということでしょうか?
5と6について。
「日常的に名字を家の名として使っている」や「あだ名を法的に認める必要はない」については異論ありません。
しかし名字は日常的に、家の名としても個人の名としても使われているのに、「家の名」だけ 認めるというのは、個人の好みが強く反映されたご判断だと感じます。
yuiさんも、日本人は名前よりも名字で呼び合う習慣や文化があること自体は否定されませんよね?
何度も失礼しました。以上です。
> これは単に「選択する権利」という言葉の解釈の問題で、「相手にも希望する権利がある」くらいの意味ということでしょうか?
私は「今の姓を使い続けたいけど、結婚するんだったら同姓が良い」というのも選択の一つと捉えていますので、その選択肢を相手が望んだ場合は①改姓するか②結婚を諦めるか③相手に別姓を認めるように説得するかの3択になりますね。
>日本人は名前よりも名字で呼び合う習慣や文化があること自体は否定されませんよね?
例えば、伊藤商事という会社の従業員に対して「伊藤商事さん」と呼びかける事があるんですよね。相手の名前が分からなかったり、親しくなかったり、そこが会社同士の話し合いの場だったりする、という理由がありますが、距離感に応じて呼び方が変わるのは当り前です。佐藤さんちの人を呼ぶ時に佐藤さんと呼ぶのは極当然であり、会社や学校で全員が親密な関係になるわけがないので苗字で呼ばれる事が多くなるのは当り前なんです。姓は「家の名」です。個人を指し示すものではありません。
すぐお返事を頂いていたのに、返信が遅くなりまして申し訳ございません。
>その選択肢を相手が望んだ場合は①改姓するか②結婚を諦めるか③相手に別姓を認めるように説得するかの3択になりますね。
つまり、yuiさんが仰る「選択する権利がある」の意味は、やはり「相手にも希望する権利がある」ということですね。ありがとうございます。
>会社や学校で全員が親密な関係になるわけがないので苗字で呼ばれる事が多くなるのは当り前なんです。姓は「家の名」です。個人を指し示すものではありません。
距離感に応じて呼び方が変わるという点や、親密な関係でないほど名字呼びになることが多くなるという点は、私も同意見です。
しかし、「伊藤商事の社員」に対して「伊藤商事さん」と呼びかける例なら、所属を意識して呼んでいることは分かりますが、
果たして「田中さん」などと呼びかける際に、いちいち「田中さん家の人」と意識して呼んでいるものでしょうか?
(そうですと言われれば感覚の違いとしか言いようがありませんが)
例えば友達の家に遊びに行った際に「田中さん」と呼んだら、友達の家族がふざけて一緒に返事をしてくる……というようなエピソードを実際に体験したり漫画などで見かけたりしますが、「田中さん家の人」という意識で普段から呼んでいるなら田中家に遊びに行った時点で名前呼びに切り替えるでしょうから、そういう出来事は発生しないと思います。
上記は一つの例ですが、名字呼びが個人を指し示しているパターンはいくらでもあると思います。
どちらにせよ、yuiさんも「名字で呼び合う場合が多い」こと自体は否定されておらず、なぜそうなるのかという考えが違うのだということが分かったので、疑問は解決いたしました。ありがとうございました。
あきら様
返信回数の制限になったのでこちらで返信とさせていただきます。
全ての私の返信に対し、勝手に独自の解釈をつけ加えたり改変してから「解決しました。ありがとうございます。」というのは辞めてくださいね。それはストローマン論法という悪質な詭弁です。
>yuiさんが仰る「選択する権利がある」の意味は、やはり「相手にも希望する権利がある」ということですね。ありがとうございます。
これはまず、自分が別姓を希望する側であるのに対し、「相手にも希望する権利がある」という言い方はおかしいです。自分も相手も別姓を希望する場合には意見が一致しているのですから、そのような言い方にはなりません。私の「相手にも選択する権利がある」という文章を勝手に間違った解釈して「ありがとうございます」と言われるのは、やはり夫婦別姓推進派が他人の意見を一切聞かないという事を体現してますね。逆にありがとうございます。
>yuiさんも「名字で呼び合う場合が多い」こと自体は否定されておらず、なぜそうなるのかという考えが違うのだということが分かったので、疑問は解決いたしました。ありがとうございました。
こちらも非常に不愉快ですね。あたかも「苗字で呼び合う場合が多い」こと自体を否定しなければあきら様の論調が全て正しいかのように議論を持って行く事自体が卑怯かと思います。最初の私の論調は「苗字はあくまで家の名」という事と、「通称や旧姓使用が禁止という会社や組織が存在するなら、叩くべきはその会社や組織」という事です。苗字で呼び合う場合が多いかどうかなんて論点にしてません。やはり夫婦別姓推進派って詭弁でしか戦えない卑怯者だらけだというのが良くわかりました。ありがとうございました。
yui様、大変失礼いたしました。あまり長くなりすぎるのもご迷惑かと思ったのですが、結論を急いでしまって解釈を誤ってしまいました。また、確かに不作法であったと思いますので申し訳ございません。
ストローマン論法という言葉は初めて知りましたので、勉強になりました。
ではもう少し続けさせていただきたいのですが、
>これはまず、自分が別姓を希望する側であるのに対し、「相手にも希望する権利がある」という言い方はおかしいです。
どうしてここで議論がこんがらがるのか私には分からないのですが、私は「改姓するかしないか」から考えていて、yuiさんは「別姓にするか同姓にするか」から考えているということなのでしょうか。
「別姓にしたい」という動機で選択的夫婦別姓を望んでいるというケースを私は見聞きしたことがないので、まずこれがピンときません。
再度整理したいのですが、夫と妻がそれぞれ持っている権利は、以下の三つだと思います。
①「自身が改姓する権利」
②「自身の姓を使い続ける権利」
③「夫婦同姓(or別姓)を希望する権利」
上記①②③が夫と妻それぞれが持つ権利であると私は考えますが、yui様からすると、ここからもう意見が異なるのでしょうか?
「苗字はあくまで家の名」については、「考え方の違いですね」としか言いようがない段階に来たと思いますので、これ以上は申し上げられることがありません。
>「通称や旧姓使用が禁止という会社や組織が存在するなら、叩くべきはその会社や組織」
このご意見自体は理解できるのですが、私はそれよりも選択的夫婦別姓を認めるべきという考えです。
また、旧姓使用の範囲が拡大しすぎると、戸籍名の重要性が下がるのではないかという点も懸念しております。
とはいえ、「夫婦同姓にした上で、職場では旧姓を使用したい」という方々もいらっしゃいますので、この点については弱めの反対レベルですが。
また、私としては「叩くべきは会社や組織」よりも、「苗字というのは最初から貴方の名前じゃないんです。」「そこを勘違いしているから勝手に自己喪失感に陥るのだと思います。まずは勉強しましょう。」の方が気になって質問しておりました。
それ故に、yui様は「苗字で呼び合う場合が多い」ことを、どう認識した上で上記のご発言に至ったのかが知りたく、「いやでも普段名字で呼び合ってますよね?」と質問していた訳です。
その結果、yui様は名字で呼び合うことが多いことは当然認識された上で、これは所属名や家名で呼んでいるだけで個人名ではないというお考えなのだと分かったので、本当にこれで私の疑問は解決したのです。
ですが、どうも嫌な感じの書き方になってしまったようで、不快な思いをさせて申し訳ございませんでした。
>ではもう少し続けさせていただきたいのですが
ほんとしんどくなってきた。もうお互い絶対に解り合えないんだから終わりにしませんか?ノイローゼになりそう。
>上記①②③が夫と妻それぞれが持つ権利であると私は考えますが、yui様からすると、ここからもう意見が異なるのでしょうか?
質問の意図すら不明。貴方はもともと『「自身の姓を使い続けたい相手を改姓させて夫婦同姓にする権利」までは無いと思うんです』と言ってますが、私はあると思ってますから、折り合わないでしょう。もちろん「それを拒否する権利」も「折れる権利」もあると思ってます。たくさんの人が居るんですから、たくさんのパターンがあるでしょう。なんで3パターンしか考えられないのか意味不明です。
>yui様は名字で呼び合うことが多いことは当然認識された上で…
当り前でしょ。呼び合う事の多さで重要さが変動するのであれば、重要度の順位が「苗字>あだ名>名前」になってしまうでしょ。馬鹿らしいです。貴方が勝手に決めた尺度を議論に持ち込まないでくださいね。
ちょっと本当にしんどいので、次から無視させてもらいますね。
解り合えるとは思っていませんが、互いの意見の理解は進むと思っていましたので残念です。
心労をおかけしてすみませんでした。私には想像もつかなかったお考えも多く、勉強になりました。
お返事はなくて構わないのですが、3パターンしか考えられない奴と思われたままなのも嫌ですので、議論しやすくするために3パターンに整理したのだという点はお伝えいたします。
また、「自身の姓を使い続けたい相手を改姓させて夫婦同姓にする権利」については、相手に強制できない(受け入れるも拒否するも相手の自由という)前提なのでしたら、つまり
②「自身の姓を使い続ける権利」+③「夫婦同姓(or別姓)を希望する権利」
に該当すると思います。
以上です。
>②「自身の姓を使い続ける権利」+③「夫婦同姓(or別姓)を希望する権利」に該当すると思います。
え、じゃあ先日『しかし、「自身の姓を使い続けたい相手を改姓させて夫婦同姓にする権利」までは無いと思うんです。』って言ってたのは何ですか?あなた、コロコロ意見が変わりますね。
相手にマウントを取るためだけに意見をコロコロ変えるのは最低だし、そりゃいつまで経っても議論が終わらない訳です。次からは掲載承認も致しません。ありがとうございました、
yui様
私は意見を変えていません。
こちらの日本語の問題なのか、yui様の解釈の問題なのかは解りませんが、私の意見をyui様が誤解してらっしゃいます。
話はこれで終わりということでしょうから、もう説明をすることはやめておきますが。
互いに誤解があれば、それを解消するためにも議論を続けたかったので残念です。
しかし、私の話の打ち切り方はストローマン論法と批判されたのに、yui様は私のことを「相手にマウントを取るためだけに意見をコロコロ変える」人と決めつけて話を終わらせるのですね。
お疲れ様でした。失礼いたします。
いやいや、『しかし、「自身の姓を使い続けたい相手を改姓させて夫婦同姓にする権利」までは無いと思うんです。』と言って意見を変えたのは事実でしょう。見返してみたらどうですか。まあどうせ言い訳するでしょうけどね。ではありがとうございました。
「社会的信用を継続できる(?)」の節で
> もし通称使用が禁止という会社や組織が存在するなら、叩くべきはその会社や組織であって、夫婦同姓制度ではありません。
と書かれていますが、通称では銀行口座が作れないため、仕事上やむなく事実婚を続けている人の話を聞いたことがあります。
この場合、叩くべきは通称での口座開設を認めない銀行だと思われますか?
口座の悪用防止のため、法律的根拠の無い名前での開設を認めないことは、一定の合理性があると思うのですが。
私が例を出した通称使用は、職場での呼称や著作物等の場合です。
口座開設やその他の登録書類等は本名で無ければ混乱するのは当り前でしょう。
ただ、免許証等のように旧姓表記する等の工夫はあっても良いと思います
ご返答ありがとうございます。
「仕事上、銀行口座も含めて旧姓を使い続けたいので、それが可能な制度に変更してほしい」という意見については、この記事では扱っていないと理解いたしました。
あの、それは一番最初の「結婚後の「苗字変更」の手続きがなくなる」という段落が該当しますね。勝手に何を理解したのか分かりませんが、まずは日本語を理解するべきですね。
失礼しました。「旧姓証明カードの発行」のことでしょうか。
現行の「旧姓併記の住民票」では、旧姓の銀行口座が作れませんが、yuiさんのおっしゃる旧姓証明カードは、どういう点が「旧姓併記の住民票」と異なるのでしょうか?
tenk様
返信回数の制限に達したのでこちらで返信します。
やはり日本語から勉強したほうが良いです。このブログは「デメリットまとめ」です。
新たなデメリットが発生する可能性がある以上、他の解決策を模索してはどうかという事を分かりやすく示すための例えとして旧姓証明カードを挙げたのですが、そこに食いつくのはよほど文章が読み取れてませんね。
これ以上トンチンカンな質問が続いたら次は無視しますね。
私も「選択的夫婦別姓制度は、必要な人にメリットをもたらし、それ以外の人には何のデメリットも無い」などという宣伝文句は、信じません。
なので「選択的夫婦別姓制度は、誰にどのようなメリットをもたらし、誰にどのようなデメリットをもたらすか」を調べて比較し、その上でこの制度を支持するのか、反対するのかを決めたいと思っています。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
すみません、最後にもう一言だけ。お返事は要りません。
私の挙げた銀行口座の件は、仕事上、改姓すると生涯の不利益を受けるという話です。
しかし、「結婚後の「苗字変更」の手続きがなくなる(?)」の節の冒頭で挙げられている別姓賛成派の意見は
・手続きが大変
・高額の費用が掛かった例もある
の2つだけなので、ここに見解が書かれているというのは意外でした。
私が記事の内容を正しく読み取れなかった遠因にもなったと思いますので、今後記事を編集したり、改めて別記事を作成したりする際は、その辺りの構成についても工夫していただけると幸いです。
ひょっとすると先ほど投稿したコメントで 「仕事上、改姓すると生涯の不利益」 と書くべきところを「仕事上、改姓しないと生涯の不利益」 と書いたかもしれません。もし意味が通らなかったらそう読み替えてください。
お手数掛けて申し訳ありません。
yui 様
選択的夫婦別姓のデメリットに関する解説、大変参考になりました。
本来、合理的とかいう類のものとは対極にある伝統とか文化というものを、論理的に説明するというのは極めて困難かと思います。
推進派はそういった論理的に説明できない、しにくいものを取るに足らないもの・レベルの低いものと決めつけ、見下すような傾向が強く、私としてはとても不快でした。
yui さんが明朗に、そして緻密な論理で解説されていたのには、大いに関心致しました。
「選択的」だから問題ないとタカを括っている人たちに、是非読んでもらいたいです。
ありがとうございます。ここのコメント欄にはほとんどが推進派の方々の批判ばかり(論ずるに値しないものばかりですが)なので、そのように言って頂けて嬉しいです。本当にありがとうございます。
面倒臭いからハッキリ謂えば善いのに。
お前と同じ姓なんか名乗れるか!とか
遺産さえ手に入れば、だから戸籍汚したくないんじゃ!とか
お隣の朝鮮様やチャイナ様が別姓なのに何で頭下げて追従・軍門に下がらないんだ!とか
強い女の人の時代を望むならこれ位云わないと僕なんかも鈍感だからわかんないよ。
もっと主張しなくちゃ。
子どもの送り迎えで親である事を証明する必要がないなら、同姓の不審者が子供を連れ去る事案が多発しそうですね。
選択的夫婦別姓が実現すれば、さらに多発しそうですね
妄想ばかりではないか!!
夫婦別姓派に子供の苗字どうするか聞いたら、子供に選ばすって人いたけど、生まれたてで選べないやん。大きくなって選んだのがもう一方の苗字なら手続きいるし。日本人には苗字は家だからあわないよ。想像して欲しい。爺、婆、父、母、兄弟、姉妹、で苗字が違ったら、会話で、鈴木爺さんの息子の斎藤君の娘の田中ちゃん?結婚して赤ちゃん産まれたって。で、田中ちゃんのお兄さんの、小島君は来月結納するらしいよ。って。一つの家族で何個苗字あるねん。鈴木じいさんの奥さんの加藤さんから始まっても後ワンパターンの配偶者の苗字でてきるよ。一つの家族でよ。日本には合わないし、家族旅行行く飛行機の予約やホテルの予約も大変よ。
yuiさんこんにちは。
つい先日、大学で研究をしている友人が結婚しました。
気になったので論文の名前を聞いたところ「旧姓普通に使えるよー」とのことでした。
これにより別姓賛成派の「論文で旧姓使えない!」は誤りと分かりましたね。
後医療現場では別姓の方が来た時(中国の方とか)家族か確認します。家での状況把握や緊急事態連絡先に紐付けしたいので。
後携帯などの家族割の場合、状況によったら夫婦別姓だと証明書が一つ増えるんじゃないですかね。
同姓なら住所が一緒なら家族と判断されますが、別姓だと同棲と区別つきませんから。
単純にややこしくなるし、現場の負担増えるのでやめて欲しいですね…
d( ̄  ̄)